スマホやタブレット、子どもに触らせるのはOK?NG?

2018/12/12

スマホ、タブレットの一般家庭への普及率

近年、スマートフォンやタブレットの普及率は上がり続けており、2018年の東京地区の調査では全体で79.4%、20代は男女ともに9割を超えています。10代は男性の普及率も90.4%となっており、10代20代の若年層への普及率が非常に高い傾向が見て取れます。

デジタルメディア「パソコン」「携帯電話/スマートフォン」「タブレット端末」への接触時間も増え続け、2018年の調査では過半数を超え、テレビや新聞といった既存メディアの接触時間よりもデジタルメディアへの接触時間が多くなっていることがわかります。

メディアイメージでは、「習慣になっている」「仲間との話題に必要」「役立つ情報が多い」の3項目で「携帯電話/スマートフォン」がテレビなどを抜き、新たに1位となりました。情報源、そしてコミュニケーションツールとして、特に若年層の間では、なくてはならないものとなっていることが伺えます。

スマホやタブレットを子どもに触らせて大丈夫?

子どもにスマートフォンやタブレットを触らせるべきか?というのは、現代の子育てにおける悩みの一つかもしれません。デジタル機器になるべく触れさせない教育方針だったとしても、親が日常的に使っているアイテムですから、子どもの目に一切触れないようにするというのは不可能です。

ブルーライトの目に対する影響や、子どもの脳に与える影響など、不安なニュースも多く聞かれる一方で、問題ない、むしろ教育に効果的であるという意見もあります。現時点ではどちらも絶対と言えるものではないようです。

はっきりしない賛否両論の中では判断に困るのは当たり前ですが、これに関しては色々な意見を見聞きした上で、親が決めるしかないのが現状です。

触らせない!は無理がある

ただ、これだけスマートフォンやタブレットが普及して一般的なものになったこの時代に、絶対に触らせないというのは不自然です。例えば赤ちゃんを泣き止ませるために、アプリや動画を使ったことのある親は増えていますし、今後は幼稚園や小学校にもICT教育が取り入れられていくので、これからの幼児教育においては、機器に慣れるくらいはしておいた方が良いのではないでしょうか。

子どもが大きくなれば、親の目の届かない場所でデジタル機器を使用する機会も増えますから、スマートフォンの利用マナーやリテラシーについて、小さなうちから少しずつ教えておく方が安心でしょう。

触らせる場合の注意点

触らせる場合は、例えば10分だけ、15分だけという風に時間を区切るなど、だらだらと触る癖をつけないように工夫しましょう。また、使うアプリは親がしっかり選定すること。今は知育や学習に使えるアプリがたくさんあるので、親が一度使ってみて、安全だと納得のいくものを子どもに触らせるようにしましょう。

子どもがまだ小さい場合は、機器を渡して放置することは避けてください。操作方法や、「食事中は触らない」など最低限のマナーを教えながら、一緒に触るようにしましょう。

親が普段スマートフォンを使用している姿を子どもはしっかり見ていますから、教えたマナーを親が守っていない、ということがないようにしてくださいね。

避けて通れないもの。だから教育が大事

情報化が加速した現代社会においては、スマートフォンやタブレットは、避けて通れないツールです。危険な一面もあるのは確かですが、使い方さえ気をつければ避けられる危険がほとんどです。

一緒に操作することができるのは子どもが小さいうちだけですから、安全にスマートフォンやタブレットを使用できるよう、親がしっかりと見てあげてください。

#
幼児期の先取り学習は必要?メリットとデメリット
#
子供の生活を大人に置き換えると見えてくる学校教育の問題点
#
エコプロ2018限定ゲーム「ARエコ丁」が3日間の出展でプレイ人数1100人!
#
「カードでも!都道府県を記憶せよ~地図エイリアン~」を5名様に抽選でプレゼント!
#
ゲーム式学習アプリ「算数忍者AR」アップデートリリース ~Apple iOS13 新AR機能を採用~
#
2019年10月、幼児教育が無償に!今知っておきたいこと
#
6歳で知らない人とやり取りするケースも!子どものインターネット利用率とトラブル
#
市川市立新浜小学校 特別支援学級とファンタムスティック㈱が共同研究を開始
#
「クリスマス&お正月キャンペーン」のご報告
#
勉強に夢中になる!学習をゲームにしてしまう『ゲーミフィケーション』って?
#
飽きっぽい子には短時間集中が効く?ポモドーロテクニック
#
従業員全員に、一年間ランドセル通勤を義務付けることを決定
#
「算数忍者〜たし算ひき算〜」アップデートリリース~回答時間の制限を解除できるオプション追加~
#
「勉強が続かない…」続く勉強のコツとは?
#
新時代の教育に乗り遅れないために!2020年に向けて始めるべき幼児教育とは
#
グーグル創設者やアマゾン創設者を育てた教育法。藤井聡太七段で一躍脚光を浴びたモンテッソーリ教育とは?
#
『自分で考える力』が身につく!自主性・主体性を育てる、世界の教育メソッド6選
#
成績よりも重要?!これからの時代を生きる子供に必要な「主体性」と「自主性」
#
3月5日発売「AERA with Kids」に地図エイリアンが紹介されました!
#
タブレットを導入、でも「活用できていない」が4割以上...家庭でできるICT教育とは?
#
結局効果があるのはどっち?インターリーブ学習VS反復学習
#
スマホやタブレット、子どもに触らせるのはOK?NG?
#
全国一斉臨時休校を受け、「プレスタパーク!」を2ヶ月無償提供開始!!
#
「国語海賊」と「地図エイリアン」のカードゲームがAmazonで買えるようになりました!
#
『幼児教育』ってそもそも何?
#
ファンタムスティックは環境問題の解決をテーマとしたイベント「エコプロ 2018」に出展します!
#
紀平梨花選手で大注目の教育法『ヨコミネ式教育法』とは?
#
自ら考える力を育てる!アクティブ・ラーニングって何?
#
子どもに「14億問題」解かれたアプリをどうやって開発したか
#
特別支援学級にゲーム式学習アプリを導入した結果、学習効率が最大2.6倍に!
#
【イベントレポート】 ファンタムスティック代表ベルトン シェインの 「Today at Apple」セッション、大盛況!
#
EDIX東京2023に出展しました。
#
国語海賊をもっと楽しむための遊び方!