幼児期の先取り学習は必要?メリットとデメリット
2018/12/12
先取り学習とは?
塾や自宅学習などで、学校ではまだ習っていない、上の学年の学習内容まで学習することを言います。
世の中に溢れている学習方法やメソッドと同じく、賛否両論はありますが、言われているメリットとデメリットは、概ね下記の内容が多いようです。
メリット- 好きな分野を好きなペースで進めることができる。
- 学校の授業が復習になるので、学習が定着しやすい。
- 自信が持てるので勉強を好きになる。
- 受験を考えているなら対策は早くしておいた方がいい。
- 学校の授業が簡単すぎてつまらなくなる。
- 学校と同時進行で先取りをすると、どちらも中途半端になり身につかない。
- 勉強ができると勘違いし、同級生を見下すようになる。
- 先取り重視で土台ができていないと逆効果。
どんなメソッドも、子どもに合った学習方法かどうかをしっかり見極めることが一番大切なので、メリットデメリットを理解して取り入れるようにしましょう。
幼児期の先取り学習
先取り学習の効果については、効果がないという意見もありますが、知識だけを先取りするのではなく、学習の土台をしっかり作っておくということが大切です。学習の土台とは、基礎的な学習もそうですが、勉強を習慣化することではないでしょうか。
特に気をつけておきたいのは、親の押し付けではなく、子どもが楽しみながら学習習慣を身につけること。知識の先取りに躍起になることで学習の土台が失われてしまっては本末転倒です。
幼児期においては、学習自体の効果を期待するよりも、勉強の習慣を身につけるための先取り学習をしておくと良いでしょう。机に向かうことに慣れておけば、小学校にあがった時に子どもが勉強の習慣に戸惑わないですみます。